2020年9月より、全てのサイトがMFIに移行
2020年3月にGoogleが「2020年9月より全てのサイトをモバイルファーストインデックス（MFI）移行する」と発表しました。
これにより今後のWeb制作にどんな影響があるのか、解説したいと思います。
MFIってなに？
みなさんが普段、パソコンやスマホで何かを検索する時、検索キーワードを入力するとGoogleに関連するホームページがダダダーっと出てきますよね。
あれはどのような仕組みかというと、世の中にあるホームページというホームページをGoogleが見つけてくれて、インデックスをつけてくれるからリストアップされて表示されるようになっているんです。
インデックスをつけるために動いてくれているのが、"クローラー"というロボットちゃんなんです。
Googleは、クローラーが見つけてきたホームページを、評価の高い順から検索キーワードに応じて並べてくれる、というわけなんです。
じゃあその、評価の高い順ってどうやって決められているのか？
それを話し始めると長くなるのでここでは割愛させていただき（別の投稿で取りあげますね）、今はMFIに焦点を当てます。
これまではGoogleはデスクトップサイトに対応したクローラーでインデックスし評価を行なってきましたが、これから先はモバイルサイトで評価しますよ！！っていう話が、MFIなんです！
何が問題なの？
MFIのざっくりな説明は分かったとしても、それで何が問題なのか・・・というところがわからない人も多いのではないかと思います。
みなさん、よくスマホでPCサイトが表示、見たたことあるのではないでしょうか？今でいう、タップするとメニューが出てくるハンバーガーメニューがなくて、メニューが横並びだったり、めちゃ小さかったり。
どうやって押すの！？ズームか！！みたいなボタンがあったり。
特にスマホが普及した初期の頃はあるあるでしたよね！
今はレスポンシブウェブサイトが主流になってきたので、昔より見なくなってきたような気がします。
そう、お気づきの通り、PCサイトはスマホでは見づらいんです〜！
でも、WebサイトはPCから発達してきたため、これまでインデックスの基準はPCでした。
そして、PCに入れられるデータよりスマホの方が簡略化されていなければならない。見やすさや、画像の重さや、表示速度に気を使わなければならず、PCでベストとされている基準はスマホには全く当てはまらないんです！
と、いうことは・・・
これまでよしとされていたホームページが、MFIによって評価が下がる可能性があるっていうことなのです〜！
本当に大きな変革で、これによって影響を受ける人がたくさんいるので、決定前に多くの時間をかけ、十分な余裕を持ってGoogleが発表した、という流れなのです。
どうしたらいい？
これからWebサイトを作る予定の人は、もちろんのことモバイルファーストのデザインをオススメします。
また、画像の最適化は必ず行なって、モバイルフレンドリーな内容を目指しましょう！
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